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「3月のライオン」9巻感想 ※ネタばれ有 

「3月のライオン」9巻読了~。

20130929_01.jpg

まずはずっと続いているひなのクラスの問題について。

高城と高城の親との対話が難航する教師たち。
新任教師の言葉は教育者としてはダメですが、
現状の理不尽さに対する人の反応としては当たり前なのかなとも思いました。

対して学年主任はあくまで真っ向から高城の言葉への
回答を出そうと考えるあたりは教育者といえますね。

20130929_02.jpg

自分がしでかしたことに罰を与えるにしても、
罰を受ける人間が罪の意識を持たないのでは全く意味のないこと。

学年主任が高城にかけた言葉は、あくまで学年主任からみた高城の姿ですが、
高城が自分自身を見直すきっかけにさえなればという気持ちがあるのでしょう。
届かない言葉を押し付けようとするのではなく、
言葉の意味を考えさせるように伝えたのはうまいなぁと思いました。
高城がその言葉の意味に気づくのがいつになるかはわかりませんが…。

ひなが表向き立ち直った感じになってひと段落と考えてしまいましたが、
そんな簡単な問題ではありませんでしたね。
今巻この話を読んで、改めて根の深さを感じました。

一方ひなは受験に向けて追い込み中。

志望校に選んだのは零と同じ私立高校。
やはり気になるのは学費であり、お金を稼ぐ大変さを知ったからこそ
家族への負担がよりわかるようになりましたね。
親は極力お金の心配を子供にさせたくないと考えるでしょうが、
何も知らない、考えないのは子供の無責任とも言えるのかなぁと、
私は大学進学を考えるようになって思うようになりました。
すごく遅かったです^^;

20130929_03.jpg

川本家の大黒柱である祖父の執念にも似た気持ちも
生きてる家族、逝ってしまった家族への両方の気持ちがあるのでしょう。
残された人間が背負うものの重さとも言えますが、
好きで大切だからこそやり遂げなければという願いといったほうが
優しい気持ちになれそうです。

帯によると"家族の第9巻"ということですが、
川本家についてはもうずっと家族の話ですねw

てことで川本家からは離れて焦点があたったのが
将棋の世界では宗谷名人の子供の頃からのライバルといえる土橋九段。

子供の頃からずっと宗谷名人と対戦をし負け続けてきた土橋九段。
一心不乱に相手を研究し尽くして戦うスタイルは
ロボットと言われるほど。

印象的だったのは対局中に視界の端に映った虫を
宗谷名人が外に逃がすというシーン。
些細なことが土橋九段の集中力を乱していたのを
対局のために宗谷名人が取り除くという、完全に2人の世界が構築されていました。

子供の頃からずっと戦ってきていても、
お互い特別な相手なのでしょうね。

もう一つ印象的だったのは対局が終わってからの土橋九段。
これ以上ないと思っていた扉を見つけ、
対局中にも関わらず笑いあってしまった2人のことを
子供のように語る姿。

20130929_05.jpg

薄々思っていましたが、
棋士というのは、どの序列にいようが経験の長短あろうが、
将棋に向かう姿勢は真剣でありながらも子供っぽさが感じられる人間が多いですねw
それは本作に限ってなのか、現実でもそうなのかはわかりませんが、
少なくとも作者が感じ、描いたであろう棋士の姿からは私はそう感じました。
本当見ていて面白い人たちばかりです。

とはいえ、滑川七段は特異すぎて怖いですがw

20130929_04.jpg

さすがにここまでの人はいないという話ですが、
色々な意味でこの人の人柄をもっと見てみたいような。
横溝とスミスと一緒に飲んだとして、
どんな話をするのかとかすごく気になりますw

というわけで零はあまり活躍しませんでしたが(笑)、
川本家の話と将棋の世界の話が半々といった感じだった今巻。

正直将棋はルールは知っていても、戦略は全く知らなかったりしますが、
人物をまず描くだけで、その人の将棋のスタイルまで
わかったような気になってしまうという不思議w
人というのはそれだけどこかで自分を表現するものなのかもしれませんね。

さて今巻活躍しなかった零ですが、
B級昇格したことで、義父と同リーグとなったことで
親子対決が実現する可能性が濃厚となったのかな?
零が人として、棋士としての成長を見せることができるのか。
今後の展開に注目していきたいです。

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テーマ: 雑記

ジャンル: サブカル

カテゴリ:コミック

2013.09.29 Sun. 21:56 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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