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「ヴィークルエンド」感想 ※ネタばれ有 

「ヴィークルエンド」読了~。

20100720_01.jpg

うえお久光新刊っていうか悪魔のミカタは?とかあるけどw

表紙やら挿絵やらスタイリッシュなイラストと、
うえお久光の描く世界観を想像してジャストマッチだったので
個人的な期待度は高い本作。

20100720_02.jpg

その期待は裏切られなかったと思う。
ただ、かなり取っ付き難いと感じるのは、ヴィークルエンドって何よ?ってとこ。

本作はこの一冊で完結しているので、ここで世界を理解しないと楽しめない。
一言でいえば説明が大量にあるってのと、主人公主観の情景描写であることから、
文章から光景を想像するのが非常に厄介。

だが、とりあえずはヴィークルエンドのイメージとして、
「パルクール」ってのを見ると私の足りない想像力を多分に補ってくれた。



この動画でもかなり凄い動きをしているけど、
これを1.5~2倍の性能で考えてみるといいのかな?
あくまで生身の体で人間の限界の性能でのレースってことなので。
まぁそれでも限界はあるので、ぜひ映像で見たいね。
特にパフォーマンス。
・・映像化はないでしょうが。。

さて、本筋の話。
反社会的と考えてしまうのは年なのか。。

世界観として大人と子供がまず決定的な部分で分かり合えないのが致命的。
簡単にどちらがどうだとも言えないあたり好き嫌いは分かれそう。
サプリが単純な薬ではなく、いわゆる"ドラッグ"な側面があるのを肯定してるしね。
物語の本質を描くために必要な要素ではあるんだけど、結構極端な素材を選んだものだと。。

でもそれが逆に物語の本質を捉えたくて、色々と考えて夢中になる要素になってる。
私も腰を据えて読んでいたので、結構のめり込んだ。

で、結局の私の捉え方としては、本作は"人間の行動原理"という、
ラノベなのに重いテーマを扱っているのかな~と思ったわけで。

サプリを使わなければ感情を制御できない子供達が、
ヴィークルを使うことで逆に感情を制御することで自身の肉体を乗り物として扱うまで至る。
その時点で行動原理に対する感情の有無が疑わしくなるのは摂理か。

哉視のラストで見せた行動は、
元は無だったが自身が歩んできた道は確かに存在するというひとつの回答に見える。
でも、それこそが哉視自身の"感情"とも言えるんじゃないかな。
ミクニの共感覚は相手の主観でどう思ってるかだから、
自分が信じられないことが全部ネガティブになるんだよね。

哉視の中で過去のネガティブがポジティブに変わることはないだろうけど、
これからでは自身の行動原理と内から発する何かがポジティブで紐付くこともあるだろう。

主観だからこその"ポジティブ"、"ネガティブ"という分け方は、
この作品の中で最もポジティブな考え方で捉えられる希望の言葉に映った。

と、色々重いことを考えてしまったりしたけれど、
哉視のマッパで作品が締めくくられるあたりうえお久光節をみた気分w

難しいこと考えずに、単純にこんな世界で生きてる子供達を描いただけって
捉えた方が楽しめるのかもね。

とりあえず完結してるってのが一番よかった(マテ
既刊の続きにも期待してますw

ヴィークルエンド (電撃文庫)ヴィークルエンド (電撃文庫)
(2010/07/10)
うえお 久光

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テーマ: 雑記

ジャンル: サブカル

カテゴリ:ラノベ

2010.07.20 Tue. 10:00 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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