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「鋼殻のレギオス」22巻感想 ※ネタばれ有
「鋼殻のレギオス」22巻読了~。

グレンダンを舞台に天剣授受者たちとレヴァンティンの激闘がついに決着。
続々集結する仲間、そして敵と、クライマックスに向け
舞台も役者も整ってきて熱い展開でした。
まずはついにアルシェイラ参戦のレヴァンティン戦。
天剣授受者すら圧倒するアルシェイラの力に対し、
レヴァンティンがどんな戦いをするのかという点も注目でしたが、
予想以上に拮抗した戦いに、改めてレヴァンティンの力の凄さを思い知る形。

明確な武器というものを持たない両者なので、
基本は身体能力と、勁なりオーロラフィールドの力による攻撃。
レヴァンティンの再生能力こそが生身である人間の最大の壁となるかと思ったら、
途中からレヴァンティンは再生能力より身体能力向上に力を回し始めたのは意外。
それだけアルシェイラはじめ、レイフォンやリンテンスの攻撃が
レヴァンティンの再生能力をいずれ上回る削りっぷりだったということだけど、
幾度の激戦を越えて今なお成長するレヴァンティンはそれすら上回ってきました。
ここで鍵となったのがリーリン。
一度はミスをしてしまうけど、アイレインの武器であるサヤの銃を手にし、
ついにはレヴァンティンを倒すことに成功。

結果だけ見るとリーリンがいなければ打倒しえなかったのは確かだけど、
それは能力によるものであって、積み重ねたものではないのは一度目の失敗でも明らか。
だからこそ、運命に選ばれなかったレイフォンや他の人たちの苦悩というのも
改めて強く感じることができる場面でした。
一方、ついにはソーホの希望、自らの希望を叶えることができなかったレヴァンティン。
運命の輪の中で抗ったものの、宿命とも運命ともいえるものに翻弄されてしまった結果に。
アイレインと繋がっているリーリンに最後手を握られたことは、
ささやかながら救いとなったのでしょうか。
レヴァンティンだけでなく、主亡きナノセルロイドたちは皆、
自律しているようでどこまでも使命に忠実に生きていたのかなとも思います。
せめてレヴァンティンは自分の答えを見つけて欲しかったのですが、
そこだけは少し残念というか悲しい結末でした。
激戦を1つ終えたところでまだまだ戦いは終わらない。
月が崩壊し、月に閉じ込められていたモノたちが地上を襲来。
つまりはアイレインが閉じ込めていた災厄とも言えるものの復活ということですかね。
アイレイン復活によりリーリンは力をなくし、
サヤは再びアイレインの元へ。
復讐を1つ果たしたエミルも、
イグナシスが生み出したすべてを滅するまでその火は燃え続けるのか。
レジェンド・オブ・レギオスから始まった因縁の決着。
鋼殻のレギオスの登場人物たちとは違った目的で戦い続ける彼らが
どのような決着を付けるのか注目です。
一方運命に選ばれなかった鋼殻のレギオス主人公のレイフォン。
次元を超えた戦いにサポートに回るしかなかった彼が、
上の段階の戦闘に参入するために必須となるのが天剣。
今巻で彼が天剣を手にしないという決断をしたのは、
リーリンだけでなく、読者にとっても意見が分かれるとこだったんじゃないでしょうか。

私はどちらの選択もあり得ると思いつつも、
レイフォンの本当の意味での全力を見たい思いから、
天剣で戦った欲しかったのが正直なところ。
とはいえ、敵を倒すためといって素直に天剣を受け取っていたら、
それはそれで、じゃあ今までやってきたことはなんだったのかとなってしまったでしょう。
レイフォンとずっと一緒にいなかったリーリンには理解できず、
レイフォンとずっと一緒にいたフェリには受け入れることができたその選択。
戦いの面はともかく、恋愛的な話ではこの瞬間一つの結末が見えた気もします。
とはいえ、そんなレイフォンの選択を支持するのは何もフェリだけじゃなかったり。
各地を回り、ついにグレンダンに辿り着いたカリアンしかり、
ハーレイはきっと誰よりも喜んでいるでしょうw

自分が信じたものを手に、自分の信じる道を仲間と共に行く。
今巻クライマックスはまさにそんな熱い展開となりました。
これに応えなければ男じゃないってものですね。
気持ちだけで力が倍増するということはないでしょうが、
戦いの中で引くことのできない一線を持っていることは
きっと戦況にも影響するはず。
世界を生んだもの、生み出された世界で生きるもの。
その世界を破壊しようとするもの。
誰もが自分にとって何かしらの決着をつけようとする最終決戦。
楽しみにしています。

グレンダンを舞台に天剣授受者たちとレヴァンティンの激闘がついに決着。
続々集結する仲間、そして敵と、クライマックスに向け
舞台も役者も整ってきて熱い展開でした。
まずはついにアルシェイラ参戦のレヴァンティン戦。
天剣授受者すら圧倒するアルシェイラの力に対し、
レヴァンティンがどんな戦いをするのかという点も注目でしたが、
予想以上に拮抗した戦いに、改めてレヴァンティンの力の凄さを思い知る形。

明確な武器というものを持たない両者なので、
基本は身体能力と、勁なりオーロラフィールドの力による攻撃。
レヴァンティンの再生能力こそが生身である人間の最大の壁となるかと思ったら、
途中からレヴァンティンは再生能力より身体能力向上に力を回し始めたのは意外。
それだけアルシェイラはじめ、レイフォンやリンテンスの攻撃が
レヴァンティンの再生能力をいずれ上回る削りっぷりだったということだけど、
幾度の激戦を越えて今なお成長するレヴァンティンはそれすら上回ってきました。
ここで鍵となったのがリーリン。
一度はミスをしてしまうけど、アイレインの武器であるサヤの銃を手にし、
ついにはレヴァンティンを倒すことに成功。

結果だけ見るとリーリンがいなければ打倒しえなかったのは確かだけど、
それは能力によるものであって、積み重ねたものではないのは一度目の失敗でも明らか。
だからこそ、運命に選ばれなかったレイフォンや他の人たちの苦悩というのも
改めて強く感じることができる場面でした。
一方、ついにはソーホの希望、自らの希望を叶えることができなかったレヴァンティン。
運命の輪の中で抗ったものの、宿命とも運命ともいえるものに翻弄されてしまった結果に。
アイレインと繋がっているリーリンに最後手を握られたことは、
ささやかながら救いとなったのでしょうか。
レヴァンティンだけでなく、主亡きナノセルロイドたちは皆、
自律しているようでどこまでも使命に忠実に生きていたのかなとも思います。
せめてレヴァンティンは自分の答えを見つけて欲しかったのですが、
そこだけは少し残念というか悲しい結末でした。
激戦を1つ終えたところでまだまだ戦いは終わらない。
月が崩壊し、月に閉じ込められていたモノたちが地上を襲来。
つまりはアイレインが閉じ込めていた災厄とも言えるものの復活ということですかね。
アイレイン復活によりリーリンは力をなくし、
サヤは再びアイレインの元へ。
復讐を1つ果たしたエミルも、
イグナシスが生み出したすべてを滅するまでその火は燃え続けるのか。
レジェンド・オブ・レギオスから始まった因縁の決着。
鋼殻のレギオスの登場人物たちとは違った目的で戦い続ける彼らが
どのような決着を付けるのか注目です。
一方運命に選ばれなかった鋼殻のレギオス主人公のレイフォン。
次元を超えた戦いにサポートに回るしかなかった彼が、
上の段階の戦闘に参入するために必須となるのが天剣。
今巻で彼が天剣を手にしないという決断をしたのは、
リーリンだけでなく、読者にとっても意見が分かれるとこだったんじゃないでしょうか。

私はどちらの選択もあり得ると思いつつも、
レイフォンの本当の意味での全力を見たい思いから、
天剣で戦った欲しかったのが正直なところ。
とはいえ、敵を倒すためといって素直に天剣を受け取っていたら、
それはそれで、じゃあ今までやってきたことはなんだったのかとなってしまったでしょう。
レイフォンとずっと一緒にいなかったリーリンには理解できず、
レイフォンとずっと一緒にいたフェリには受け入れることができたその選択。
戦いの面はともかく、恋愛的な話ではこの瞬間一つの結末が見えた気もします。
とはいえ、そんなレイフォンの選択を支持するのは何もフェリだけじゃなかったり。
各地を回り、ついにグレンダンに辿り着いたカリアンしかり、
ハーレイはきっと誰よりも喜んでいるでしょうw

自分が信じたものを手に、自分の信じる道を仲間と共に行く。
今巻クライマックスはまさにそんな熱い展開となりました。
これに応えなければ男じゃないってものですね。
気持ちだけで力が倍増するということはないでしょうが、
戦いの中で引くことのできない一線を持っていることは
きっと戦況にも影響するはず。
世界を生んだもの、生み出された世界で生きるもの。
その世界を破壊しようとするもの。
誰もが自分にとって何かしらの決着をつけようとする最終決戦。
楽しみにしています。
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