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「さえずり少女、しんしん鎌倉」感想 ※ネタばれ有
「さえずり少女、しんしん鎌倉」読了~。

matoba先生にベタ惚れの私は
内容知らなくてもデフォ買い当たり前でした(`・ω・´)
鎌倉を舞台にした異文化交流4コマな本作。
フランスからやってきたコズリが出会う人たちとの交流をメインに、
日本文化に触れたり、日常を満喫したり、祖父の思い出に触れたり等々。
下宿先のお隣さんが和菓子屋ということで、
序盤に和菓子を見て興味津々なシーンがあって、
個人的にはこの辺のやり取りが印象的で気に入ってます。

ひとつはおはぎを見ての反応。
驚愕の表情と、その後の観察っぷりが可愛いやら面白いやらw
あずきって東アジア原産みたいなので、
アジア圏外の方には馴染みがないのでしょうかね。
黒っぽい色も特徴的なのでそれを煮てお菓子にしてるってのも
独特のものなのかもです。
で、もう一つが葛湯を飲んだ感想。

"日本人は不思議なモノを甘くしますね"って台詞が、
なんか言い回しが面白くて印象的でした。
たしかになんで植物の根っこを粉にして
甘くして飲もうって思ったんでしょうねw
漢方とかの影響で根っこ系は
基本煎じてみるのが当たり前だったのでしょうか^^;
日本人ながらルーツを知らないで当たり前のように存在する食品の数々。
外国の方に由来とか聞かれても答えられる自信は全くないですw
とまぁ、そんな感じの日本文化的なものもありつつ、
話の脇を支えるサブキャラクターも魅力的でした。
意外といってはなんですが、
和菓子屋ひなぎく堂の跡取りである静の活躍が話の骨子と言えるかな。
寡黙ながらもいい人で、最後までコズリを支える人物としてしっかりメインに
食い込んできました。
学校の友人3人も味を出していたし、ズボラながらも物語の発端となって五月先生も
見ていて面白かったです。

女子的な成分も所々に入ってきましたが、
見た目通りの精神年齢を発揮するコズリがいると
どんな展開もなんかつい和んでしまいました^^
ラストではコズリが祖父から貰った帯留めをきっかけとした、
奇跡とも偶然とも言える巡り合わせに、
世界を越えた繋がりみたいなものが感じられました。
それを引き起こした五月先生は本当女神ですねw

作品としては1巻完結ですが、
この先に繋がる終わり方としてとても素敵な締めだったと思います。
締めがいいといいつつも、
コズリが静に抱いてるであろう淡い恋心のその先も見たかったし、
鎌倉ならではの話や日常の話など、もっと続けて読みたいと思える作品でした。
作者は繊細な絵や色使いが魅力的ですが、
デフォルメされた絵も可愛らしくて好きなんですよねぇ。
コメディもシリアスも、ショートストーリーも4コマも楽しめるとか、
ますますmatoba作品にのめり込みそうで、嬉しい悲鳴ですわ(>▽<)
満足度の高い一冊、堪能させていただきました!

matoba先生にベタ惚れの私は
内容知らなくてもデフォ買い当たり前でした(`・ω・´)
鎌倉を舞台にした異文化交流4コマな本作。
フランスからやってきたコズリが出会う人たちとの交流をメインに、
日本文化に触れたり、日常を満喫したり、祖父の思い出に触れたり等々。
下宿先のお隣さんが和菓子屋ということで、
序盤に和菓子を見て興味津々なシーンがあって、
個人的にはこの辺のやり取りが印象的で気に入ってます。

ひとつはおはぎを見ての反応。
驚愕の表情と、その後の観察っぷりが可愛いやら面白いやらw
あずきって東アジア原産みたいなので、
アジア圏外の方には馴染みがないのでしょうかね。
黒っぽい色も特徴的なのでそれを煮てお菓子にしてるってのも
独特のものなのかもです。
で、もう一つが葛湯を飲んだ感想。

"日本人は不思議なモノを甘くしますね"って台詞が、
なんか言い回しが面白くて印象的でした。
たしかになんで植物の根っこを粉にして
甘くして飲もうって思ったんでしょうねw
漢方とかの影響で根っこ系は
基本煎じてみるのが当たり前だったのでしょうか^^;
日本人ながらルーツを知らないで当たり前のように存在する食品の数々。
外国の方に由来とか聞かれても答えられる自信は全くないですw
とまぁ、そんな感じの日本文化的なものもありつつ、
話の脇を支えるサブキャラクターも魅力的でした。
意外といってはなんですが、
和菓子屋ひなぎく堂の跡取りである静の活躍が話の骨子と言えるかな。
寡黙ながらもいい人で、最後までコズリを支える人物としてしっかりメインに
食い込んできました。
学校の友人3人も味を出していたし、ズボラながらも物語の発端となって五月先生も
見ていて面白かったです。

女子的な成分も所々に入ってきましたが、
見た目通りの精神年齢を発揮するコズリがいると
どんな展開もなんかつい和んでしまいました^^
ラストではコズリが祖父から貰った帯留めをきっかけとした、
奇跡とも偶然とも言える巡り合わせに、
世界を越えた繋がりみたいなものが感じられました。
それを引き起こした五月先生は本当女神ですねw

作品としては1巻完結ですが、
この先に繋がる終わり方としてとても素敵な締めだったと思います。
締めがいいといいつつも、
コズリが静に抱いてるであろう淡い恋心のその先も見たかったし、
鎌倉ならではの話や日常の話など、もっと続けて読みたいと思える作品でした。
作者は繊細な絵や色使いが魅力的ですが、
デフォルメされた絵も可愛らしくて好きなんですよねぇ。
コメディもシリアスも、ショートストーリーも4コマも楽しめるとか、
ますますmatoba作品にのめり込みそうで、嬉しい悲鳴ですわ(>▽<)
満足度の高い一冊、堪能させていただきました!
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この記事に対するコメント
matoba先生って確か「魔女の心臓」の
と、いうことで、慌てて(笑)購入しました。鎌倉というのは(近辺の江ノ島含めて)ほかのコミックやアニメでも取り上げていることもあり、ついでに(笑)近場であることもあり、何回か行ったことあるだけに親近感があります。
(鎌倉駅から歩いて海まで~、は実際に見たとこばかりw)
きんいろモザイクもそうですが、
異文化コミュニケーションというのは、いいものです。
それらに触れていくコズリの子供っぽい反応が(いい意味でw)ほほえましいです。
後半のコズリの静に対する感情や、最終回の立ち居振る舞い(一部ハズレもありましたがw)から変化や成長の可能性もあり、確かにもう少し続きが見たいと思わせる作品でした。
追伸.
あとがきにあった、生しらす丼、また食べに行きたいですw
URL | 黒鉄 #Za0wai02
2013.05.12 10:26 * 編集 *
鎌倉は最近TVのおじゃマップで、ご飯の食べ歩きやってるの見ていきたくなってる場所でした。
本作でそんなシーンはないんですけどねw
やはり鎌倉を知ってる方には、おって思う風景が描かれてるのですね。
扉絵とかまさにそんな感じだったので、
知ってたらもっと楽しめたんだろうなぁと、羨ましいです^^
「きんいろモザイク」はアニメ化も決まりましたね。
異文化コミュニケーションは、来た方も迎えるほうも、
お互いの文化に触れ、見てるほうとしてはその反応が凄く面白いです。
コズリは表情の変化が大きい分、
静と動のギャップに引き込まれるシーンがありますね。
静の表情と内面のギャップがらしさでもありましたw
生しらす丼…私も食べたいです(>▽<)
本作でそんなシーンはないんですけどねw
やはり鎌倉を知ってる方には、おって思う風景が描かれてるのですね。
扉絵とかまさにそんな感じだったので、
知ってたらもっと楽しめたんだろうなぁと、羨ましいです^^
「きんいろモザイク」はアニメ化も決まりましたね。
異文化コミュニケーションは、来た方も迎えるほうも、
お互いの文化に触れ、見てるほうとしてはその反応が凄く面白いです。
コズリは表情の変化が大きい分、
静と動のギャップに引き込まれるシーンがありますね。
静の表情と内面のギャップがらしさでもありましたw
生しらす丼…私も食べたいです(>▽<)
URL | むらちゃん #-
2013.05.12 12:21 * 編集 *
根っこを粉にしてみた理由は、たぶん、葛の根から良質のでんぷん(それが葛粉)が採れたからだと、私は思います。葛は、いまは葛粉の産地で利用される以外はまったく雑草あつかいですが、野草として無理せず食べられる部類なので、古代では案外食糧だったのではないでしょうか。
もちろん代表的漢方薬の葛根湯に配合されているくらいで、薬としても扱われたでしょうけれど。
(昨夜、久しぶりに読み返してみて、このwebページを拝見したので書込んでみました。ぺこり)
もちろん代表的漢方薬の葛根湯に配合されているくらいで、薬としても扱われたでしょうけれど。
(昨夜、久しぶりに読み返してみて、このwebページを拝見したので書込んでみました。ぺこり)
URL | ささりんどう #-
2014.07.14 15:15 * 編集 *
Re: タイトルなし
特徴的な根だからこそ食用としての発想があったのでしょうかね。葛に限らず今食べているものが、いつから食用とされたのかってのは興味ある話です。
案外どの時代にも、なんでも口に含んでみる子がいたからとかだったりしても、
それはそれで面白いかもしれませんw
URL | むらちゃん #-
2014.07.21 01:17 * 編集 *
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